あなたのせいじゃない! 産後のホルモンが引き起こす「夫婦間のイライラ」の正体

頑張り屋のママほど、このイライラで自分を責めてしまいますね。
「もっと優しくしなきゃ」「こんなことで怒るなんて心が狭いのかな」と。
イライラの真犯人! 産後ホルモンのジェットコースター
◎2つの大物ホルモン「プロゲステロンとエストロゲン」の急降下
妊娠中、心と体を守ってくれていた女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が大量に分泌されていました。
◎ 「愛情ホルモン」が逆効果に!? オキシトシンの誤作動
授乳中やなどに分泌される別名「愛情ホルモン」とも言われるオキシトシン。
赤ちゃんへの愛着を深める大切なホルモンですが、このオキシトシンは警戒心や排他的な感情も高める作用もあるんです。
これにより、外部(特に夫)に対して「この人は家族を守るのにふさわしいか?」と無意識に厳しくチェックし、思い通りにやってくれなかったり、育児に協力しない夫のイライラが募ります。
そして、このホルモンに加えて、慣れない赤ちゃんのお世話と睡眠不足も感情コントロール能力を著しく低下させています。
自分を責めずに、心を楽にする3ステップ
完璧主義を卒業: 「自分でやった方が早い」という考えを捨て、「完璧な家事」より「心の平穏」を大事に。
具体的に頼む: パートナーに頼むときは「察して」ではなく、具体的なタスク、ゴミ出しをする、洗濯物を畳む等、できそうな仕事から具体的に頼む。
Step 2: 思考をストップ! 一人で静かに「ガス抜き」をする
イライラ時のルール: 感情的になっているときは、パートナーから距離を取ることを提案。「今、話すと喧嘩になるから、5分だけ一人にするね」と伝えて、別の部屋へ移動する。また、ホルモンのせいで今イライラしていることを伝えても◎
ガス抜き方法: 短時間でできるリセット法(深呼吸、温かい飲み物を飲む、好きな音楽を1曲だけ聞く、など 自分のご機嫌を取る。
Step 3: 「頑張っている自分」を言葉にして認める
自己肯定感を取り戻す: イライラしているのは、あなたが家族のために必死に頑張っている証拠であることを伝える。
ねぎらいの言葉: 夫からのねぎらいを待つだけでなく、自分で自分に「今日もよく頑張ったね」「えらいぞ、私」と声をかける。
産後の訪問ケアもそんなイライラな気持ちを心と身体の両面からゆるめるのに一役かってくれますよ♪
