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2025/04/29

【マタニティケア お客様の変化】






初回21週で伺った際は、反り腰、前足部重心の反り腰(骨盤前傾)タイプさんでした。

腰痛と骨盤周り、仙骨痛と肩こりが気になるとのこと。




どの症状も姿勢の乱れ、筋肉の変化によるものが大きく影響しています。







オールドライで、腕ストレッチ、背骨調整もして赤ちゃんの空間作りもさせて頂きました。





座る時は仙骨ではなく座骨を地面に垂直して座る「座骨座り」が大切です。

この意識で仙骨痛は改善されます。





合わせて、骨盤底筋体操もお伝え。

簡単なようで、人によっては難しいのがこの腹式呼吸。




特に反り腰さんは、胸呼吸が優先となるので、一緒にお腹から空気を入れられるよう伴走していました。





さらに次のケアまで、セルフケアとしてしてご自宅でも取り組んで頂くようお伝えしました。




そして、1ヶ月後の2回目のケア


ご自身の意識もすばらしく2回目のケアでは、反り腰だった骨盤の前傾もほぼ中間位置に!!





合わせて巻き肩も前回より落ち着いていました。

お腹の呼吸をすると横隔膜がしっかり使われるので、首・肩回りのガチガチも軽減されますね。




2回目のケア後は姿勢が前回よりさらに整い、赤ちゃんがより高い位置にコンパクトになりました(^^♪







このままこの位置をできるだけキープできるよう、もうひとつセルフケアをお伝えしました。



心地よいマタニティライフ、安産、産後のために共に楽しみながら頑張りましょう(^^♪



マタニティ期はご自身が心地よいと思う選択をなさって下さいね。

うさぎからかめさんペースでいきましょう♡




2025/04/28

【美姿勢が産前産後を快適にする】


机にずっと向かっていることが多いデスクワーク。

スマホをじっと見たままの下向き姿勢。


ライフスタイルからも姿勢を正すって難しい現代社会。


この不良姿勢が産前産後の身体に大きく影響すること、ご存知でしょうか?






マタニティ期は、お腹が大きくなると、反り腰さんはさらに反り腰に拍車がかかったり。

出産してもそのマタニティ期の偏った姿勢の癖は抜けず、さらに子育てで悪化する方も少なくないほど(涙)








でも、大丈夫!!


意識した時から人って変われるんです。


その証拠に産後16年経って、「超」がつくほどの反り腰だった私。


数年前から、姿勢改善に励み、少しずつ体が整ってきた感覚があります。


最近は、姿勢が良いですね~♪と言われることも。(自分でもびっくり)



マタニティさんは、姿勢がお腹の赤ちゃんの心地よい環境にも繋がります。





心地よい環境で育った赤ちゃんは、出産も安産な傾向だというのが実感としてあります。



また、産後のママさんも、使われなかったお腹が目覚めてくると、下腹ぽっこりも改善され、腰痛緩和にもなります。









産前産後は、自分の体と向き合うチャンスですよ(^^♪




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2025/04/20



こんにちは。妊産婦セラピストのぶんです(^^♪


最近は、産後1,2ヶ月のお母さんの産後回復ケアのご依頼が多いですが、その度に感じること。

(出産後の産後回復ケアとは→★★★



それは、マタニティ期からのケアが分娩・産後にも大きく影響するくらい、とっても大切だということ。



お産が安産だったと答える方のほとんどが、マタニティ期に「よく歩いた」「ピラティスをしていた」「家でマタニティヨガをしていた」等、何かしら体のケアをされていたという方です。

中でも、姿勢が整っている方は特にそう感じます。



体のケアや意識がある方は、産後の回復も比較的早いです。



むくみ、腰痛、恥骨痛、仙骨痛、骨盤の違和感、こむら返り、妊娠期のマイナートラブルは、数えきれず....。




その場でケアして、痛みは緩和したものの、また少し経つと新たなお悩みが。




これは仕方ないことなのか。もっと根本から解決できる方法はないか。




そんな想いがぐるぐるしていた時に、出会った妊産婦専門理学療法士めぐみ先生の理学ケア。




(写真手前が妊産婦専門理学療法士めぐみ先生。なんと6回の出産経験もあるお母さんもあるんです!)



このケアで大事なのはケアする側はもちろんですが、受ける側の妊婦さんの意識も大事だということ。





でも、ご自身の身体を意識すること(内観する)ことはこの先もご自身の身体を健康に保つためにとっても大事な意識だと実体験も含めて感じます。




産後は、どうしても子育てで自分のことは二の次、三の次になりがち。




だからこそ、この妊娠期から体作りを一緒にケアして、より快適なお産と産後を目指していきましょう。





もちろん、産後は1年でも、5年、10年、20年でもずっと産後。

意識した時から体は変わります!!





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より専門性が問われる産前産後のケア。

専門の先生方のお力も借りながらサポートして参ります。


◎妊産婦専門理学療法士めぐみ先生

鹿児島 マタニティ産後ケア


◎ママ専門サロン&スクール エッセンスマム まいか先生

◎助産師saki先生





2025/04/10


ありがたいことに、当訪問ケアは、産後まもない産褥期のケアのご依頼が一番多いです。



初産の方と経産婦さんの割合は3:7くらいで経産婦さんからのご依頼が多いです。


初産の方は、パパさんが産後疲れているママさんを気遣ってご依頼頂くことが多いです。

なぜって、初産は初めての慣れない子育てでママさんは自分の身体をケアする気持ちの余裕がないからです。

その頑張りが身体に出てきてしまうことで、身体をこわしてしまうお母さんも少なくありません。




そんな初産の苦い経験があって、二人目以降はしっかりケアしておきたいことも経産婦さんからのご依頼が多い理由のひとつです。


また、子育ての大変さは2倍以上にはなるものの、一人目で多少育児に慣れてきて、自分のことを見る心の余裕が出てくることも、経産婦さんからのご依頼が多い理由です。



本日の産後11日の二人目ママさんも、まさに二人目は自分のケアもしたいとのことでご依頼頂きました。



また、産院のサービスで産後エステを受けられたそうで、それがとっても気持ち良かったと。
ご自宅でも同じようなケアが受けたいと、当出張産後ケアを見つけて頂いたそうです(感謝)



そんな話を伺って、ふと私も思い出しました。


長男の時は市立の病院で出産したため、特に産後エステのようなサービスはなく、出産後すぐに母子同室(4人部屋)で息子と過ごしました。


夜中、なかなか寝ない我が子を、同室の方に迷惑がかかるかもと、病院の廊下で抱っこしながら夜が明けるのを待っていました。

若かりし頃の私(若い…)



その時は長男が愛おしかったので、特にそれが辛いとか感じることもなく、というより余裕もなく精一杯だったのかと思います。


(肌着を着せるのも、オムツ替えも慣れなかったので、時間がかかったな〜)




変わって次男は個人の病院で出産しました。


今度は個室でしたので、例え泣いても廊下を歩く必要もなかったのですが、ナースステーションに預けるという選択もあったので、極力預けて一人ゆっくり過ごすことを優先しました(笑)


さらに、産後エステのサービスがあり、専属のセラピストさんにデコルテマッサージをして頂きました。


今でも覚えています。その時の気持ち良さといったら.....。


そして、自分でも良くわからないのですが、何故だか、マッサージをされている時に涙が溢れてきたんです。

今思うと、気づかずうちに気を張っていたのが、ゆるんだのだと思いました。


妊娠期からの大きく変化するココロとカラダ。

合わせてジェットコースターのように変化するホルモンバランス。

ほとんどの方が出産後、ゆるむことがなかなかできないまま、24時間休みなしの子育てがスタートします。


だからこそ、産後は一度、リセットする時間が必要だと感じます。


今日のお母さんもマッサージ後は、「あ~これでしばらく頑張れそうな気がします」と。


なかなか自分でゆるみたくてもゆるめないからこそ、たまには誰かにゆだねて下さいね。








2025/04/04


産後まもない産褥期。


案外、動けると思って動き過ぎていないですか?



はい、まさにこれ私がそうでした。



長男、出産後は、意外に動けたので、退院した直後から、よく動いていました。



でも、これって実は良くないんです。




何が良くないって。

産後の回復を遅らせる可能性があるからです。




子宮を支えていた骨盤内の靱帯は、出産直後は伸びたゴムみたいな状態になります。



産後すぐに動きすぎると靭帯は伸びたままになり、子宮下垂や悪露が長引くなどの原因となります。





回復には個人差はありますが、約6週間かかります。

最低でも3週間はかかります。




また、立っているだけでも、重力の関係で、内臓や骨盤底筋に負荷がかかります。



だから、最低限の赤ちゃんのお世話以外は「横になる」ことが大切です。




とは言え、横になるだけでは、なかなか回復しないことも多いケースも多いと、産褥期のケアをしていて感じます。



  • 足のむくみ
  • 悪露が長引く
  • 背中のハリ
  • 慣れない授乳での首・肩こり
  • 睡眠不足からの自律神経の乱れ.....


身体の辛さは産後ホルモンバランスが大きく変わるメンタル面にも影響してきます。



産褥期は「休む」ことを優先にされて下さいね