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産褥期は動けても安静が必要なわけ



産後まもない産褥期。


案外、動けると思って動き過ぎていないですか?



はい、まさにこれ私がそうでした。



長男、出産後は、意外に動けたので、退院した直後から、よく動いていました。



でも、これって実は良くないんです。




何が良くないって。

産後の回復を遅らせる可能性があるからです。




子宮を支えていた骨盤内の靱帯は、出産直後は伸びたゴムみたいな状態になります。



産後すぐに動きすぎると靭帯は伸びたままになり、子宮下垂や悪露が長引くなどの原因となります。





回復には個人差はありますが、約6週間かかります。

最低でも3週間はかかります。




また、立っているだけでも、重力の関係で、内臓や骨盤底筋に負荷がかかります。



だから、最低限の赤ちゃんのお世話以外は「横になる」ことが大切です。




とは言え、横になるだけでは、なかなか回復しないことも多いケースも多いと、産褥期のケアをしていて感じます。



  • 足のむくみ
  • 悪露が長引く
  • 背中のハリ
  • 慣れない授乳での首・肩こり
  • 睡眠不足からの自律神経の乱れ.....


身体の辛さは産後ホルモンバランスが大きく変わるメンタル面にも影響してきます。



産褥期は「休む」ことを優先にされて下さいね