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産後、起きる時に腹筋に力が入らなくなるわけとは?



産後、起きる時に腹筋に力が入らなくなるわけとは?



産先日、産後まもないお母様からこんなメッセージを頂きました。




朝起きる時に腹筋に力が入らなくなり、上半身を支えるのが難しくなりました。





これ、どういうことかと言いますと、妊娠中からお腹が大きくなると、お腹の筋肉や、姿勢を保つインナーマッスル(下記イラスト参照)が弱くなります。







産後もこの状態は続きますので、その弱ったままお腹を使って起き上がるようにすると、腰にかなりの負担がかかり、腰痛の原因になります。






しばらくは起き上がる時に一度身体を横向きにして、手で支えるようにして起き上がるようにします。(下記イラスト参照)








また、産褥期は、子宮を支える靭帯が出産によって伸びた状態になり、回復には約6週間かかります。




お腹に圧をかけて負荷をかけるようなことも避けた方がいいです。




その為、産褥期は、できるだけ安静にというのは、横になるということです。



立っているだけでも、座っているだけでも重力が内臓や子宮にかかります。




とはいえ、サポートがあまりなかったり、どうしても上の子がいて、なかなか安静にできない状況もあるでしょう。





その場合、仰向けでひざを曲げた状態になり、骨盤の下にただんだバスタオル等をあて、骨盤を高くする骨盤後傾位のポジションをとってあげるといいでしょう。腰が反らないよう、背中から腰が床に密着するように位置の調整をしてみて下さいね。



合わせて、産後すぐからできる骨盤ケアをすることで産後3か月くらいになった時の回復度合いも変わってきます。


産後すぐからできる骨盤ケアはこちらからご覧ください。



産後の回復ケアでは、この骨盤ケアもしっかりお伝えしていきます。