日々、育児に家事に奮闘しているお母さん、本当にお疲れ様です。
訪問産後マッサージでお母さんたちに、「今、一番辛いところはどこですか?」とお伺いすると、
ほとんどの方が「腰」「肩」「首」と、上半身の重だるさを訴えられます。
抱っこや授乳で前かがみの姿勢が続く毎日ですから、そこが辛くなるのは当然ですよね。
ところが、実際に体を触らせていただくと、意外な事実に驚かれる方が多いのです。
それは、「足が驚くほどパンパンに張っている」ということ。

なぜ足の疲れに気づかないの?
「足なんて意識していなかった!」
「触られて初めてこんなに硬かったんだと気づいた」
という声もよく聞きます。
なぜ、これほどまでに足の疲れは無視されがちなのでしょうか。
原因の一つは、産後のママの脳が常に「赤ちゃんモード」だからです。
意識が常に上半身(抱える腕や、赤ちゃんの顔を見る首元)に集中しているため、
体を支えている土台である足の悲鳴が、脳まで届きにくくなっているのです。
また、産後は骨盤の不安定さをカバーしようとして、太ももやふくらはぎの筋肉が過剰に頑張ってしまいます。
いわば、常に「踏ん張っている」状態。
これが当たり前になりすぎて、麻痺してしまっているのですね。
土台を整えれば、体はもっと軽くなる
実は、上半身の辛さを解消する近道は、この「足」をしっかりと緩めることにあります。
実際、足を丁寧にほぐすと、施術後には皆さんパッと表情が明るくなります。
「足の重だるさが消えて、自分の足じゃないみたい!」
「体がふわっと軽くなって、歩きやすい!」

その変化に驚き、喜んでくださる姿を見るのが、私にとっても嬉しい瞬間です。
土台である足が整うと、地面をとらえやすくなり、姿勢の改善にも影響します。
結果として肩や腰への負担も減っていきます。
頑張る自分の「足」を労わってあげましょう
毎日、大切なわが子を支え、家の中を駆け回っているお母さんの足。
まずは今日、「いつも支えてくれてありがとう」と、
お風呂の中でご自身の足を少しだけ揉んであげてください。
