先日、学びを深めるために、理学療法士さんの講座に参加してきました。
今回教えて下さった先生は、6人のお母さんでもある母としても大先輩の方。
ご自身が産前産後に不調の連続で、そこからいろいろと学ばれて、ご自身のお身体を使って人体実験のように落とし込み、結果、4人目以降、ほぼ不調知らずで、なんと6人目はご自宅でとても心地よく出産をされたというから驚きです!!
実践と座学を交えた学びある講座でした。
脊柱の調整↓
骨盤の動きの確認↓
腰痛改善のキーとなる腸腰筋の調整↓
実際の妊婦様のお腹をさわらせて頂くという貴重な経験もさせて頂きました。
講座では、たくさんの気づきと学びがありましたが、やはり改めて正しい姿勢とインナーマッスルの強化が必要だと感じました。
なぜなら、妊娠期~産後のマイナートラブルのほとんどが、子宮が大きくなることで生じる、
姿勢の変化とインナーユニットの機能低下が影響しているからなんです。
妊娠して、子宮が大きくなるにつれ、筋肉も引き延ばされます。
本来、筋肉というのは、最大の力を発揮できる長さというものがあります。
その長さよりも長くても、短くても発揮できる張力は小さくなるという性質があります。
すなわち、子宮が大きくなり、筋肉が引き延ばされることで、筋肉、特に姿勢を保持する役割があるインナーマッスル(コアとも言う)が上手く使えずらくなります。
これにより、産前産後のマイナートラブルが出やすくなります。
代表的な産前のマイナートラブルとしては、
お尻の痛み、、坐骨神経痛、腰痛、肩こり、仙骨痛、股関節痛、便秘・痔、逆子、恥骨痛、反り腰、膝痛み、尿漏れ、腹直筋離開....etc
産後のマイナートラブルには、
骨盤の痛み、仙骨痛、恥骨痛、腱鞘炎、肩こり、腰痛、尿漏れ、臓器下垂、反り腰、下腹ぽっこり、膝の痛み、ぎっくり腰、坐骨神経痛...etc
いくら、マッサージで気になる痛みを緩和できたとしても、根本的な原因となる姿勢とインナーマッスルが弱いと、また同じように痛みを繰り返しやすくなります(私が実際そうでした....)
とは言え、マッサージを通した肌への心地よい感覚は、神経が高ぶりやすいママの心の安定にもなりますので、こちらからのアプローチも大切だと考えています。
また、上手く機能できなくなった筋肉をかばうように、オーバーワークしすぎてしまう筋肉をマッサージでゆるめることで、正しい姿勢に導きやすくなると、これまで産前産後のお母様をケアをしていく中で実感しています。
私の目指すところは、産前産後のお母さんが楽しくマタニティライフを過ごして頂いて、快適なお産、産後も子育てを楽しんで頂く!というところにあります。
それが、私のモットーでもある、ママが笑顔になると家族の巡りが良くなる♪に繋がると信じています(^^♪
学んだことを活かして、皆様に還元できるよう、努めて参りたいと思います。