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産後すぐから腹式呼吸をすすめるわけ


産後すぐから腹式呼吸をすすめるわけ


産後すぐの産褥期のママさんに必ずといっていいほどお伝えしていること。



それは、「腹式呼吸」



産褥期(さんじょくき)の回復に腹式呼吸が必要な主な理由は大きく2つあります。


1. 🤰 インナーマッスル(体幹)の回復を助ける






★お腹の引き締めをサポート

腹式呼吸でお腹を意識的に動かすことで、妊娠・出産でゆるんだ腹横筋というインナーマッスル(深層の筋肉)が刺激されます。
この筋肉はコルセットのように腹部を引き締める役割があり、お腹のぽっこりの改善や腹圧の調整に役立ちます。


★腰痛予防・改善

体幹が安定することで、育児で負担がかかりやすい腰回りを安定させ、腰痛などの体の痛みの予防や改善につながります。



2. 🧘‍♀️ リラックス効果で心身を整える



★自律神経を整える

腹式呼吸は、リラックスさせる作用のある副交感神経を優位にします。


★心と体の緊張を緩和

慣れない育児で心身が緊張している時期に、体の緊張をほぐし、ストレスの緩和やリラックス効果を得るのに役立ちます。



産褥期は回復期のため、無理な運動はできませんが、腹式呼吸は簡単にいつでもできます。


ただ、人によっては、姿勢の偏り等により腹式呼吸が難しい場合もありますので、マッサージでしっかとゆるめてから行います。




この呼吸と合わせて、骨盤底筋体操も鍛え、産後の回復のケアとして取り入れています。



セルフでできる骨盤ケアでもありますので、産後の心と体の回復を穏やかにサポートしてくれますよ。