産後の全身のだるさ…実は全治2ヶ月の怪我と同じ!?『休む』の重要性」
産後、「朝起きるのが辛い」「体が重くて動かない」と感じてはいませんか?
特に出産してまもない産後すぐのお母さんは、体の疲労感がピークにあります。
それは「怠け」ではなく、体が発信しているSOSであることをご存知ですか?
産後の体は「全治2ヶ月」と耳にしたことはありませんか?
厳密にどの程度の疲れがあるかはもちろん個人差はありますが、それくらい身体は疲弊しています。
それには、主に下記4つの背景があるからです。
- 子宮の状態は「直径10cm以上の大きな傷」
出産を終えた直後の子宮の内側には、胎盤がはがれた後の「大きな傷」があります。その広さは、大人の手のひらサイズ(直径10cm以上)と言われています。 目に見えないお腹の中に、それほど大きな怪我を負っている状態。それが産後すぐの体の正体です。
- ホルモンの「ジェットコースター的変化」
妊娠中に大量に出ていた女性ホルモンは、出産を機に驚くほどのスピードで激減します。 これは例えるなら、時速100kmで走っていた車が、一瞬で急ブレーキをかけて停止するような衝撃。 この激変によって、自律神経が乱れ、理由もなく涙が出たり、全身がだるくなったりといった不調が引き起こされます。

- 骨盤周りの「グラグラ感」と筋肉への負担
赤ちゃんを通すために、骨盤を支える靭帯(じんたい)が緩みます。 土台である骨盤がグラグラしているのに、ママの体は休む暇なく「授乳」や「抱っこ」という重労働を始めます。不安定な骨盤を支えようとして、背中や腰の筋肉は常にパンパンに張り詰め、ひどい筋肉痛のような痛みが全身を襲います。
- 脳へのダメージ:24時間「警戒モード」
産後の脳は、赤ちゃんを守るために常に「警戒モード」に入っています。 たとえ赤ちゃんが寝ていても、脳は100%休まっておらず、わずかな物音でも目が覚めてしまいます。この「脳の疲労」が、体のだるさをさらに加速させているのです。
こんな体の変化があるため、特に産褥期は身体を回復させるためにも、安静にすることが必要です。
ここで言う安静というのは、横になることです。
座っているだけ、立っているだけでも、重力が働き、子宮の回復を遅らせてしまう可能性もあるからです。
とは言え、上のお子さんのお世話が必要だったり、サポートしてくれる方が近くにいなかったりすると、なかなか安静にするというのも難しいかもしれませんね。
お住いの地域の産後ケア施設や、産後ドゥーラさん、ベビーシッターさんなど、第三者の産後サポートを頼ることも考慮に入れてみて下さいね。
当サロンは、そんな産褥期のお母さんの心と身体のケアを行っています。
全身を約100分時間をかけてトリートメントしていきます。

合わせて、産後すぐからできるケアや授乳姿勢や抱っこ姿勢についてもお伝えしております。
セラピストは傾聴カウンセラーでもありますので、無償に涙が出てくる、赤ちゃんが可愛いと思えない、
なんだか辛い....など心のお辛さも吐き出して下さいね。
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産後1、2ヶ月の方対象の産後回復トリートメントケアは、
出産予定日がわかった時点でも先行予約ができますので、お気軽にお問い合わせください。
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■ 出張エリア・営業時間
エリア: 東京都(23区・23区外)埼玉、神奈川(一部)
目安として、京王線上北沢駅からご自宅まで1時間圏内くらいまでとなります。
ご自宅以外にも産院、産後ケア施設での施術も対応可能です。お気軽にお問い合わせください。
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■ よくあるご質問
Q. 赤ちゃんが泣いたら?
もちろん中断してOKです!授乳やオムツ替えも優先してくださいね。
Q. 準備するものは?
お布団1組分のスペースがあれば大丈夫です。(少し四隅にスペースがあると、さらに助かります)他に、バスタオル、小タオル、ご自身で使う枕をご準備下さい。