「立ち上がる時に腰や骨盤が痛い…」それ、お腹の“天然コルセット”が休んでいるサインかも?
妊娠期中期。赤ちゃんの胎動も感じて嬉しい反面、こんなお悩みはありませんか?
「座った状態から立ち上がる瞬間、腰や骨盤の奥がピキッと痛む」
「歩き始めや、体勢を変える時に腰まわりがグラつく感じがする」
「なんだか片方の腰や骨盤ばかり痛む…」
実はこれ、訪問ケアでも本当にご相談が多いトラブルのひとつなんです。
「妊娠中だから仕方ないのかな…」と一人で耐えていませんか?
今日は、なぜこの時期にそういった痛みが出やすいのか、そしてご自宅で簡単にできるケア方法をお伝えしますね。
💡 なぜ「動き始め」に痛むの?
妊娠中期以降になると、赤ちゃんの成長とともにお腹がぐんと前に出てくる時期です。
それと同時に、身体の中では出産に向けて骨盤の靭帯をゆるめるホルモン(リラキシン)がしっかり分泌されています。
骨盤が緩むこと自体は自然な準備なのですが、問題は「体幹の深層筋(インナーマッスル)」。
お腹が大きくなると、普段身体を支えてくれている「お腹の天然コルセット(腹横筋や骨盤底筋など)」が引き伸ばされて、
上手に力を入れにくくなってしまう(休んでしまう)のです。

その結果……
- 支えを失った骨盤(特に後ろ側の仙腸関節)がグラグラしやすくなる
- 動き始める瞬間に、関節にズレや負担がかかって痛みが出る
- インナーが使えない分、腰や背中の筋肉が頑張りすぎてガチガチになる
という悪循環が起きてしまいます。
🌿 今すぐできる!「動き始めの痛み」をやわらげる3つのポイント
① 動く前の「フ〜ッ」とひと呼吸
立ち上がる前、歩き出す直前に、「息をフ〜ッと吐いて、お腹を軽く背中に寄せる」意識をしてみてください。
これだけで休んでいた「天然のコルセット」がキュッとスイッチオンになり、骨盤が安定した状態で動き出すことができます。
② 起き上がりは「横向き」を経由して
仰向けのままゴロッと起き上がると、お腹と腰に大きな負担がかかります。
起き上がる時は、【①一度横向きになる ➔ ②手で床を押しながら上体を起こす】を徹底してみてくださいね。
③ 立つ時は「両足に均等に」体重をかける
キッチンに立つ時やドライヤーをかける時、無意識に片足立ち(片方の股関節に体重を乗せる)になっていませんか?
左右差があると仙腸関節の痛みが強まりやすくなります。「両足でペタッと床を踏む」意識を持ってみましょう。
それでも辛い時は、、、、
🌸 一人で抱え込まず、プロの手に頼ってくださいね
妊娠中の身体は、日々ダイナミックに変化しています。
痛みがあると気持ちまで沈んでしまいがちですが、身体の使い方を少し見直したり、固くなった筋肉をほぐしてあげたりするだけで、驚くほど楽になることも多いですよ。
「この痛み、どうにかしたいな」「自分の姿勢や体の状態を知りたいな」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
お母さんの心がほっと緩み、穏やかなマタニティライフを過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。

