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No15.「またトイレ…」妊娠中期・後期の頻尿はなぜ?夜中に何度も目が覚める理由と安心のセルフケア

No15.「またトイレ…」妊娠中期・後期の頻尿はなぜ?夜中に何度も目が覚める理由と安心のセルフケア


1. 「夜中のトイレ」で悩む妊婦さんは実は多い!

 
妊娠中期から後期にかけて、

「夜中に2〜3回はトイレで目が覚める」
「さっき行ったばかりなのに…」



と悩む方は非常に多いです。



結論から言うと、これは妊娠中におけるごく自然な体の変化です。

決してあなただけではありませんし、体の異常でもないので安心してくださいね。


2.なぜ妊娠中期以降、トイレが近くなるの?

主な理由は、大きく分けて3つあります。


1.子宮が大きくなり
、膀胱を圧迫するから 赤ちゃんが成長するにつれて子宮が大きく膨らみます。

    そのすぐ下にある「膀胱(尿をためる袋)」が押しつぶされる形になるため、
    少しの尿がたまっただけでも「あ、トイレに行きたい!」と感じやすくなるのです。







    2.血液量が増え、尿の作られる量が増えるから 妊娠中は赤ちゃんに栄養を届けるため、
    お母さんの体内の血液量が非妊娠時の約1.5倍まで増えます。


    その分、腎臓でろ過される水分量も増えるため、結果として尿の量そのものが多くなります。



    3.ホルモンの影響 妊娠を維持するためのホルモン(プロゲステロン)には、筋肉を緩める働きがあります。
    これが膀胱の周りの筋肉にも作用し、尿を溜めておく力が少し弱まることも原因の一つです。




    3.夜のトイレ回数を少しでも減らすためのコツ


    「一晩中ぐっすり」は難しくても、少し工夫するだけで回数を抑えられるかもしれません。




    ◎寝る前の水分摂取を「少しだけ」控える。
    日中はしっかり水分を摂ることが大切ですが、寝る2〜3時間前からはコップ1杯程度に留め、一気に飲むのを控えましょう。



    ◎寝る直前に必ずトイレに行く。
     「まだ行きたくないかも」と思っても、寝る前に一度リセットする習慣を。



    ◎昼間に足を上げてリラックスする。

     夕方に足がむくむと、寝ている間にその水分が血管に戻り、尿として排出されます。
    昼間や夕方にクッションの上に足を置いて休む時間を作ると、夜間の頻尿が和らぐことがあります。





    4.「恥骨が痛いし、トイレも近い…」それ、実はつながっています!

    最近、足の付け根や恥骨(お股のあたりの骨)が痛むことはありませんか?

    実は、恥骨痛と頻尿はセットで起こりやすいんです。



    赤ちゃんの頭が下がってきて骨盤にはまると、恥骨を内側から押すと同時に、
    そのすぐそばにある膀胱をさらに強く圧迫します。


    また、赤ちゃんを支える「骨盤底筋」という筋肉が、妊娠によるホルモンや重みで緩んでくることも原因のひとつ。





    「支える力が弱くなる + 上から強く押される」というダブルパンチ状態なので、
    トイレが近くなるのは、むしろ体が一生懸命赤ちゃんを支えようとしている証拠なんです。


    ただ、恥骨痛の原因は偏った姿勢の影響が大きく関係しています。



    マタニティケアでは、この姿勢とセルフケアについても詳しくお伝えしていきます。