1. 「夜中のトイレ」で悩む妊婦さんは実は多い!
妊娠中期から後期にかけて、
「夜中に2〜3回はトイレで目が覚める」
「さっき行ったばかりなのに…」
と悩む方は非常に多いです。
2.なぜ妊娠中期以降、トイレが近くなるの?
主な理由は、大きく分けて3つあります。
1.子宮が大きくなり、膀胱を圧迫するから 赤ちゃんが成長するにつれて子宮が大きく膨らみます。

2.血液量が増え、尿の作られる量が増えるから 妊娠中は赤ちゃんに栄養を届けるため、
お母さんの体内の血液量が非妊娠時の約1.5倍まで増えます。
その分、腎臓でろ過される水分量も増えるため、結果として尿の量そのものが多くなります。
3.ホルモンの影響 妊娠を維持するためのホルモン(プロゲステロン)には、筋肉を緩める働きがあります。
これが膀胱の周りの筋肉にも作用し、尿を溜めておく力が少し弱まることも原因の一つです。
3.夜のトイレ回数を少しでも減らすためのコツ
「一晩中ぐっすり」は難しくても、少し工夫するだけで回数を抑えられるかもしれません。
◎寝る前の水分摂取を「少しだけ」控える。
日中はしっかり水分を摂ることが大切ですが、寝る2〜3時間前からはコップ1杯程度に留め、一気に飲むのを控えましょう。
◎寝る直前に必ずトイレに行く。
「まだ行きたくないかも」と思っても、寝る前に一度リセットする習慣を。
◎昼間に足を上げてリラックスする。
夕方に足がむくむと、寝ている間にその水分が血管に戻り、尿として排出されます。
昼間や夕方にクッションの上に足を置いて休む時間を作ると、夜間の頻尿が和らぐことがあります。
4.「恥骨が痛いし、トイレも近い…」それ、実はつながっています!
最近、足の付け根や恥骨(お股のあたりの骨)が痛むことはありませんか?
実は、恥骨痛と頻尿はセットで起こりやすいんです。
赤ちゃんの頭が下がってきて骨盤にはまると、恥骨を内側から押すと同時に、
そのすぐそばにある膀胱をさらに強く圧迫します。
また、赤ちゃんを支える「骨盤底筋」という筋肉が、妊娠によるホルモンや重みで緩んでくることも原因のひとつ。

「支える力が弱くなる + 上から強く押される」というダブルパンチ状態なので、
トイレが近くなるのは、むしろ体が一生懸命赤ちゃんを支えようとしている証拠なんです。
ただ、恥骨痛の原因は偏った姿勢の影響が大きく関係しています。