【産後の座り方】円座クッションをいつまで使う?長引くと骨盤底筋が弱くなる理由と正しい座り方

【産後の座り方】円座クッションをいつまで使う?長引くと骨盤底筋が弱くなる理由と正しい座り方

 

 はじめに:産後の「座る」がつらいママへ

 

 

産後は会陰の傷や痛みが気になって、まともに座るのも一苦労ですよね。

 

痛みから逃れようとして背中を丸め、お尻を滑らせるような「仙骨座り(浅く座って背もたれにもたれかかる座り方)」になっていませんか?

 

ですが、実はこの仙骨座り、かえって会陰部への圧迫や引っ張られる痛みを強めてしまうことがあります。そんな時期に頼りになるのが「円座クッション」です。

 

 1. 円座クッションは「回復期の大切な相棒」

会陰の痛みがある時期は、無理をして普通に座る必要はありません。

円座クッションを使って傷口への直接の圧迫を避け、負担を減らすことはとても大切です。

 

痛みを我慢して過ごすのはストレスになりますし、まずは身体を休めることが最優先です。

 

 

 

2. ただし「長期間の頼りすぎ」には注意!

会陰の傷が癒えてきたあとも、ラクだからとずっと円座クッションや仙骨座りを続けていると、ちょっとした落とし穴があります。

 

 

 

  • 骨盤底筋が使われなくなる

 

円座クッションは会陰部が浮いている状態を作るため、骨盤を下から支える「骨盤底筋」が休んだままになりがちです。

 

 

  • 筋肉の戻りが遅くなる

 

本来、座るときに適度な刺激が骨盤周りに入ることで筋肉が機能しますが、クッションに頼り切ると筋力低下につながってしまいます。

 

「痛みが引いてきたかな?」と感じたら、少しずつクッションを卒業する準備を始めていきましょう。


 

 3. 目指すは「坐骨を立てて座る」こと

痛みが落ち着いたら、次は「坐骨(ざこつ)を立てて骨盤をしっかり起こして座る」姿勢へとシフトしていきます。

 

【正しい座り方のステップ】

 

1.椅子に深く腰掛けます。

 

2.お尻の下に手を入れ、コリコリとした骨(坐骨)を確認します。

 

3.その2つの骨の上にしっかりと体重をのせるイメージで骨盤を立てます。

 

4.骨盤がしっかり立つと、無理に力を入れなくても骨盤底筋が自然と働きやすくなり、姿勢も安定します。